こんにちは、モモです。
選挙の管理側のお仕事を何度かさせていただいたことがあります。
管理側とは
立候補する人たちが間違ったことをしてないか管理する業務。
投開票業務、またそれに関する事前事後業務。
投開票業務、それに関する業務はとんでもなく過酷な業務です。
想像を絶する過酷な業務です。
はい、それでですね。
毎回選挙の度にかかってくる電話。
『投票用紙がまだ届かない!どうなってる!投票に行けないじゃないか!』
標準語で優しく書きましたが、実際の私の職場は関西。標準語が合ってるかも自信がないが・・・
関西弁で声を荒げて、上記のセリフを言われると、それはそれはイラッ!とします( *´艸`)
毎回毎回、飽きもせずに沢山の方からかかってくる上記の内容の電話。
あのですね、
投票用紙は自宅には送られてきません!
選挙は初めてですか?
でも、電話の主のお声は大抵年配の方。
1回でも送られてきたことがあるのですか?
正確には、なんらかの理由で請求手続きをすれば投票用紙が送付してもらえます。
けれど、電話をかけてくる皆さんはそうではない。
はい、皆さんがおっしゃてるのは投票用紙ではなく、入場券のことだったんですねぇ(-_-)
入場券とは
ご自身が行くべき投票場所や、投票日時が記載してあるハガキ。
投票に行くときは、このハガキを持参します。
見たことありますよね(^^♪
受付でこのハガキを渡して、投票用紙をもらいますね♬
このハガキ(入場券)は、《公示》、《告示》された日、または翌日に発送されます。
《公示》、《告示》とは
それぞれの選挙の立候補者が決定した日ですね。
《公示日》、《告示日》と言います。
この日から選挙戦がスタートします。
ということは、この日まで立候補者は未確定ということ!
《公示》、《告示》の違い
《公示》は衆議院議員総選挙と参議院議員通常選挙に使う言葉。
こちらは天皇の国事行為とされています。
《告示》は、上記以外ね。
選挙管理委員会が告示します。
難しいことは置いといて!
とにかくですね、告示日に立候補者が決定しますので、入場券は立候補者が決定してからの発送となります。
もちろん前日までに用意して、郵便局に持ち込んでいますよ。
けど、入場券って選挙のある地域のほぼ全世帯に届けますよね。
1日で配りきれる量ではないと思います。
こちらは郵便局さんの管轄。
私には分かりませんが、他の郵便物もあるのですから大変でしょうね。
なのに、毎回毎回
『投票用紙がまだ届かない!どうなってる!投票に行けないじゃないか!』
はいはいはいはい、今まで投票に行ったことないんかい?
投票用紙持って行ってたんかい?
と言いたいのをグッとこらえて
『入場券がなくても投票できますよ(^^♪』
と笑顔の声で対応。
そうです!そうなんです!
入場券はなくてもOK!!
なんの問題もございません!
引っ越しなどしていない限り、ご自身の投票場所はご存知かと思います。
そちらにどうぞ行ってくださいませませ。
受付で入場券が無い旨を伝えれば対応してくれます。
なにとぞなにとぞ、声を荒げて電話をしてこないでください!
『お隣は届いたのに』
人んちと比べてはいけませんね、人んちは人んち♬
なにかのご縁でこの記事に出会った方で、今後似たような出来事に遭遇した時は、どうかこの記事を思い出してくださいませ。
私はもう関係ありませんが、できれば声を荒げて問合せるのはやめて欲しい(T_T)
以上!
みなさんも私も、Happyでありますように♡